初めて英検S-CBTを受ける中高生へ!実際に受けて分かった5つのポイント
「英検S-CBTって、普通の英検と同じように勉強しておけば大丈夫?」
私立中高生専門塾
塾長の湯山です

当塾でも、英検S-CBTを利用して受験する生徒が増えています
部活や学校行事、定期テストなどで
忙しい中高一貫校生にとって
受験日を選びやすく
4技能を1日で受験できる
S-CBTはとても便利です
実は私もこの夏
「生徒に勧めるなら、自分でも受けてみよう!」
と英検S-CBTを受験してみました
無事に合格しましたが(笑)
実際に受けてみると
「これは事前に練習しておけばよかった!」
「紙の英検とは思った以上に違う!」
と感じたことも
そこで今回は
公式サイトを読むだけでは分かりにくい
「実際に受けて感じたこと」も含めて
初めてS-CBTを受ける中高生に伝えたい
5つのポイントをご紹介します
S-CBTを受ける前に知っておきたい5つのポイント
① スピーキングは「約40秒」を必ず測って練習!
S-CBTでは、最初に
スピーキングから始まります
面接官と話すのではなく
ヘッドセットをつけ
画面に向かって一人で話します
ここで私が実際に受けて感じたのが
「時間を測って、声に出す練習は絶対に必要!」
ということ
「これなら話せそう!」と思っていても
本番になると焦って簡単な英語が
出てこないこともあります
また、問題によっては解答時間が約40秒
(画面上でカウントダウンが始まります)
対人での面接とは異なり
まだ話している途中でも
時間になれば終了し
次の問題へ進んでしまいます
普段から
「頭の中で答えを考える」
だけではなく
「時間を測って、実際に声に出して答える」
ところまで練習しておきましょう
もう一つ、本番で焦らないために
知っておきたいのが
「録音開始のタイミング」
画面上で「マイクマークが赤になった」
ことを確認してから
落ち着いて話し始めましょう
そして、周りの受験生が話し始めると
思った以上に「早く始めなきゃ💦」
という気持ちになります
周りにつられず
自分の画面と音声に集中することも大切です
またS-CBTでも
アティチュードは評価されます
カメラは機能しておらず
音声のみで判断されるので
大きな声でハッキリと話しましょう
② リスニングは「先読みできない」つもりで準備する!
私が紙の英検との違いを一番感じたのがリスニングでした
紙の問題冊子なら
次の問題をパラパラ見たり
「これは違うから×」「この単語がポイント」
と選択肢に○×や線を書き込みながら聞けます
ところがS-CBTでは
PC画面の選択肢を見て、マウスでクリックして解答します
またメモは
配られるメモ用紙を使用することになります
さらに実際に受けてみると
画面を移動するのにも
意外と時間がかかります
私自身
「いつものように次の問題を先読みしよう」
と思っていたのですが
紙の試験と同じようにはいきませんでした
そこでおすすめしたいのが
「先読みできなくても聞き取れる練習をしておくこと」
特に普段
選択肢をしっかり先読みしてから
リスニングを聞いている人は要注意です
S-CBTでは
「画面を見る→聞く→判断する→クリックする」
という流れに慣れておきましょう
*先読みすると情報過多になるので、その場で判断した方が点数が上がったという生徒も
③ リーディングは「画面で読む」練習を一度しておこう
リーディングも、紙ではなく
PC画面で問題を読み
マウスで解答します
ただし
長文問題では画面上で線を引いたり
印をつけたりすることができます
ですから
「画面だから書き込みができない」
と心配する必要はありません
それより大切なのは
「どんな画面で、どう操作するのか」
を事前に知っておくこと
また、本番では
リーディングだけでなく
ライティングとの時間配分も重要です
「リーディングに時間を使いすぎて、英作文が書き終わらなかった💦」
となるのは、もったいない!
受験する級の問題数を把握したうえで
「英単語は○分まで」
「残り○分をリーディングに使う」など
自分なりの目安時間を決めておく
ことをおすすめします
④ ライティングは「時間配分」を決めてから本番へ
S-CBTのライティングは、申込時に
・筆記型:紙に手書き
・タイピング型:キーボードで入力
のどちらかを選択できます
私が受験して改めて大切だと感じたのは
「何分までに何を解くか」を事前に決めておくこと
特に2級以上では英作文に加えて要約問題もあります
本番で
「要約に思ったより時間がかかった」
「英作文を書いていたら時間がなくなった」
とならないためにも
「○分までに要約」
「○分までに英作文」
「残り時間でリーディング」
というように
過去問を使って自分なりの
時間配分を決めておきましょう
私はライティングから先に解きました
リーディングは最悪
時間がなくなっても選択肢を選ぶことはできますが
ライティングは時間切れで書き切れなければ、それ以上答えることができないからです
もちろん解く順番に正解があるわけではありません
大切なのは
「本番で考える」のではなく
「自分の順番と時間配分を決めておく」
ことです
⑤ 本番前に必ず「S-CBT体験版」をやってみる!
そして、ここまでの4つを読んで
「そんなに紙の英検と違うの?」
と思った人に、ぜひやってほしいのが
英検公式の「S-CBT体験版」です
スピーキングでは
「いつから録音される?」
「もう一度聞きたい時はどうする?」
*実際に体験版では録音はされません
*何度も聞き返すと減点対象になります
リスニングでは、
「選択肢はどう表示される?」
「どうやって次の問題へ進む?」
リーディングでは
「どうやって線や印をつける?」
「どうやってスクロールする?」
など
文章で読むより、一度自分で操作した方がずっと分かりやすいです
ただ実際に、内容は受検級全てに対応している訳ではないので
「試験が近づいてきたら一度、体験版で操作を確認してみる」
のがおすすめです
▼英検公式「英検S-CBT 体験版」https://www.eiken.or.jp/s-cbt/demo/
体験版の対応級
スピーキング:3級
リスニング / リーディング / ライティング : 準2級
当日の持ち物も要確認!
そして最後は、保護者の方にもぜひ確認していただきたいポイントです
2026年4月実施分から、S-CBT受験には
・A4サイズに印刷した受験票
・有効期限内の顔写真付き身分証明書の原本
が必要になっています
受験票は、スマートフォンの画面提示では認められず
電子学生証も顔写真付き身分証明書として使用できません
また、筆記用具は会場で貸与されます
▼英検公式「試験当日の携行品」
私が受験した会場では
腕時計だけでなくアクセサリーも外すよう案内がありました
また、会場によっては
早く到着しても待つ場所がないこともあります
このあたりは会場によって異なる可能性がありますので、受験票や公式サイトの案内を事前に確認しておくと安心です
英語力だけでなく「本番で実力を出す準備」を
今回、私自身がS-CBTを受けて一番感じたのは
「問題が解けること」と「本番でいつも通り解けること」は違う
ということでした
単語を覚える
過去問を解く
リスニングを繰り返す
英作文やスピーキングを練習する
もちろん、こうした英語そのものの勉強が一番大切です
でもS-CBTを受けるなら
そこにもう一つ
「S-CBTの形式を知っておく」
を加えてみてください
周りが一斉に話し始めても焦らない
リスニングで思うように先読みできなくても焦らない
画面操作で焦らない
残り時間を見て焦らない
本番での「知らなかった!」を
一つでも減らして
今まで勉強してきた力を
しっかり得点につなげてくださいね
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