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塾に入ったのにテストの点数が上がらない…そんな時、親ができる3つのこと

タノクラアカデミー
1 日前
読了時間: 9分

「せっかく塾に入ったのに、テストの点数が上がらなかった…」


「本人も悔しがっていたのに、勉強する様子は相変わらず」


そんな声がきこえる時期ですよね。


私立中高生専門塾 

塾長の湯山です



塾に通い始めたら、少しでも早く成果が出てほしい。


それは保護者の方にとっても、私たち塾の講師にとっても同じ気持ちです。


でも、テストの点数がすぐに上がらなかったからといって、塾での学びが無駄だったとは限りません。


今回は、実際にご相談いただいたエピソードをもとに


思うような結果が出なかった時、保護者の方ができることをお伝えします。


同じ塾に通い始めた双子のお嬢さん。その結果は…


先日、他県にお住まいの知人から、こんなご相談をいただきました。(掲載許可をいただいています)


中学2年生の一卵性双子のお嬢さんが、夏休みから同じ塾に通い始めたそうです。


それまでは2人とも自宅学習。体験授業を受け、本人たちの希望で入塾しました。


仮にAさん、Bさんとします。


【Aさんの場合】


塾では分からないことを質問でき、テスト勉強のやり方も少しずつ分かってきた様子。


自宅でも、勉強する時は自分からスマホを親御さんの部屋に充電しに来るなど、前向きな変化が見られました。


【Bさんの場合】


もともと学校の順位はAさんより少し上。


塾自体は気に入っていて、分からないことも質問できています。


ただ、塾で勉強している安心感からか、自宅でのテスト勉強の時間は以前より減っているようでした。


スマホも気になってしまい、テスト前の使用時間はAさんより長め。

そして迎えた定期テスト。


結果は、Aさんの方が高得点でした。


Bさんも悔しがっているものの、今のところ勉強への取り組み方に大きな変化は見られないそうです。


現在は親御さんの提案で、自宅学習中はスマホを預かっているとのこと。


「こんな時、親としてどう関わればいいのでしょうか?」


というご相談でした。


同じ家庭で育ち、同じ時期に、同じ塾に通い始めた2人。


もちろん双子でも、それぞれ違う個性があります。


それでも、取り組み方や結果に違いが出ると、親としては気になりますよね。


では、こんな時に何ができるのでしょうか?


① テストの結果を「次へのヒント」にする


まずおすすめしたいのは、点数だけでなく、今回のテスト勉強を振り返ることです。


例えば


「今回のテスト勉強で、うまくいったことって何かあった?」


「次はちょっと変えてみたいこと、ある?」


ここで大切なのは、反省させることではなく、本人が気づくきっかけをつくること。


「スマホを使いすぎたんじゃない?」


「家で勉強する時間が減ったからでしょ?」


と、親が先に答えを言ってしまうと


本人が考える機会を奪ってしまうこともあります。


また、穏やかに聞いたつもりでも


質問を重ねるうちに詰問や誘導尋問になってしまうことも💦


もし、「分からない」「別にない」と言われたら


「そっか。もし何か思いついたら、そこが次へのヒントになるかもね」


と、一旦引き下がっても大丈夫。


その場で答えを出させることが目的ではありません。


自分の勉強の仕方を、自分で振り返る。


その習慣を少しずつ育てていくことが大切です。


② 親ができるサポートを、本人に選んでもらう


今回のBさんのように、スマホが気になって勉強に集中できないというお悩みは、珍しくありません。


ただ、ここでも大切なのは


親が一方的にルールを決めるのではなく、できるだけ本人の納得感を大事にすることです。


例えば


「勉強する時、スマホを預かっておこうか?」


「勉強を始める時間になったら、声をかけた方がいい?」


「何か手伝えることある?」など。


もちろん、親子で話し合ってルールを決めることも必要です。


ただし


親が考える正解と、本人が納得して実行できる方法は、必ずしも同じではありません。


私も日々、生徒たちと接していて実感するのですが


思春期の子どもたちは、どんなに正しいことでも


「押し付けられた」と感じると、なかなか行動につながりません。


口では「はい!」「やります!」と言っていても、結局やらないことも(笑)


だからこそ授業でも

こちらが正解を教えること以上に


本人が「自分で考えて決めた」と思える関わり方を大切にしています。


たとえ大人から見て遠回りに思える方法でも、まずは本人に試してもらう。


必要に応じて別の選択肢も提示し、もう一度自分で選んでもらう。


その繰り返しが、自分で考えて行動する力につながっていきます。


なお、サポートを提案しても


「別に何もいらない」と言われたら


「分かった!何かあったら遠慮なく言ってね」


で、一旦終了してもOKです😊


③ 塾の先生と、家庭での様子を共有する


実は、ここもぜひ知っていただきたいポイントです。


塾では一生懸命勉強していても、自宅での勉強が思うように進んでいないことがあります。


当然ですが、塾で勉強できる時間は限られています。


だからこそ


「塾に入って安心したのか、家で勉強する時間が減っています」


「テスト前もスマホが気になっていたようです」


といったご家庭での様子を共有していただくことは、私たち講師にとっても大切な情報になります。


また、保護者の方がテストの点数から見えていることと、講師が答案から見えていることは、違う場合があります。


例えば、数学の答案。


前回と同じように間違えていても


・以前は白紙だった問題に、途中式を書けるようになった


・考え方は合っているのに、計算ミスで失点していた


・基本問題は解けるようになり、応用問題でつまずいている


など、点数には表れにくい成長が見つかることもあります。


そして、それぞれ次の対策は違います。


大切なのは「何点だったか」だけでなく、「なぜその点数になったのか」を知ること。


今回の結果を次につなげるためにも、ぜひ答案を持って塾の先生に相談してみてください。



勉強しているのに点数が上がらない。その原因は?


実は、塾に通い始めても、すぐにテストの点数が上がらない理由の一つに


これまでの学習内容の理解が十分でないことがあります。


特に英語と数学は、積み重ねの教科です。


例えば数学なら


方程式の理解があやふやなまま、関数の問題に取り組んでも、なかなか思うように解けません。


英語も同じです。


基本的な文法が身についていなければ、新しい文法を習っても、長文の中で正しく使いこなすのは難しくなります。


中学1年生の頃は、テスト範囲の問題集を何度も繰り返し、解き方を覚えることで、ある程度点数が取れていたかもしれません。


でも、学年が上がるにつれて、そうはいかなくなります。


定期テストでも、習ったばかりの単元だけでなく


これまでの知識を組み合わせて考える問題が増えてくるからです。


つまり


今のテスト範囲を一生懸命勉強していても、過去の学習内容に抜けが多ければ


点数に結びつくまでに時間がかかることがあるのです。


では、そんな時はどうすればいいのでしょうか?


大切なのは、今のテスト範囲をひたすら繰り返すことでも、最初から全部やり直すことでもありません。


まずは、どこでつまずいているのかを見極めること。


その上で、必要なところまで戻って復習しながら、今の学校の授業にも対応していく必要があります。


でも学校の授業は、復習が終わるまで待ってくれません。


だからこそ


「過去の積み残しをどう埋めるか」と「今の学習をどう進めるか」を並行して考えることが大切なのです。


点数が上がらない原因は、必ずしも勉強不足とは限りません。


「勉強しているのに、どうして点数が上がらないんだろう?」


そんな時こそ、勉強時間だけで判断せず、答案や日頃の学習状況から原因を見極めていきたいですね。


「反省したのに変わらない」のは、なぜ?


ここで、もう一つお伝えしたいことがあります。


それは


「失敗したからといって、すぐに行動が変わるとは限らない」


ということです。


保護者の方から


「テストの結果が悪かったのに、全然反省していないんです!」


というご相談をいただくことがあります。


でも実は、お子さま自身は反省していることも多いのです。


テストが返ってきた瞬間は

「もっと勉強すればよかった」

「次こそ頑張ろう!」

と、本気で思っている。


ただ、数日経つと

「まあ、次は何とかなるか」

となってしまう(笑)


大人はこれまでの経験から、失敗した時にすぐ対処しなかったことで、後から苦労した経験を持っています。


だから、つい先回りして言いたくなるんですよね。


私もかつて中高一貫校生の保護者だったので


テストの点数を見て、冷静に考える前に条件反射で怒りたくなる気持ちもよく分かります💦


でも、子どもたちは今まさに、その経験を積んでいる途中。


「反省すること」と「実際に行動を変えること」は、別の力なのです。


だからこそ、一度反省したのに変わらなかったからといって


「もう何を言っても無駄!」

と諦めてしまうのは、もったいないと思います。


今回うまくいかなかったことも、後になって


「あのテストがきっかけで、勉強の仕方を変えたんだよね」


と思える日が来るかもしれません。


ただし


何度も同じ失敗を繰り返すなら、やり方を見直す必要はあります。


努力を続けることは大切ですが


同じ方法をただ繰り返すのではなく、振り返りながら少しずつ軌道修正していくこと。


それが、次の成長につながります。



親も塾も、先に諦めない


今回のBさんも、テストの結果を悔しがっていたそうです。


たとえ、その後の行動がまだ変わっていなくても。


せっかく自分で塾に通うと決めたのに、思うような点数が取れなかった。


一番がっかりしているのは、お子さま自身かもしれません。


そんな時だからこそ、叱責や罰則よりも


「塾に通い始めたばかりだし、ここからだよね」


「今回うまくいったことと、次は変えたいこと、考えてみるのもいいかもね」


「塾の先生にも、次のテスト対策を相談してみるのもアリかもよ」


そんな前向きな声かけをしていただけたらと思います。


私たちも、お子さまが塾に通い始めたら、一日も早く結果を出してあげたい!


そんな思いで、日々授業を行っています。


でも、結果が出るまでの時間も、成長の仕方も、一人ひとり違います。


だからこそ、思うような結果が出なかった時も、次の3つを大切にしています。


① すぐに結果が出なくても、先に諦めない


② 結果を振り返り、次に活かせることを見つける


③ 本人が納得して動けるよう、声のかけ方や関わり方を工夫する


そして、この3つを繰り返すこと。


親も講師も、子どもとの関わりでは根気が試されます。


でも、それは、ただ黙って見守るということではありません。


必要な時には声をかけ、時には一歩引き、うまくいかなければ一緒に方法を考え直す。


その積み重ねが、お子さまの「自分で考えて行動する力」を育てていくのだと思います。


今回のテストの結果は、ゴールではなく、次へのスタート


点数が上がった時も、思うように上がらなかった時も


そこには次につながるヒントがあります。


焦らず、でも諦めずに。


お子さまの成長を、一緒に応援していきましょう😊


◇

田園都市線 鷺沼駅 徒歩2分

女性塾長ならではの寄り添った指導で40年以上の実績




 
 
 

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